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Ishida, H. (2010) Branch Migration of Holliday Junction in RuvA Tetramer Complex Studied by Umbrella Sampling Simulation Using a Path-search Algorithm. J. Comput. Chem., in press.
生命体の設計図であるDNA は、紫外線や電離放射線などの外的要因やDNA 複製のエラーなどの内的要因によって常に損傷を受けています。生物は、ゲノムの複製や安定性を保つために、DNA組換えによる損傷修復機能をもっています。
DNA組換え中のDNA構造体(DNAとDNA修復関連タンパク質RuvAの複合体)はホリデイ構造と呼ばれます(左図参照)。
このホリデイ構造のDNA組換え反応のメカニズムを理解するために、経路探索アルゴリズムを併用した改良型アンブレラサンプリングシミュレーションを開発し、これを用いてDNA組換え反応を解析しました。その結果、DNA組換え反応の自由エネルギーには2つのエネルギー障壁があり、その中間状態はホリデイ構造にある4つの酸性アミノ酸により準安定になることがわかりました(左図参照)。DNA組換えはこの中間体を経由することで、安定な組換え反応を進めていると考えられます。
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